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レオナルド・ディカプリオ [スタッフ&キャスト]


Leonardo DiCaprio

子役から大人のスター俳優になることは非常に難しいことです。おおくの子役が大人になる前にハリウッドを去っていきます。ディカプリオは、子役からハリウッド・セレブリティに勝ち上がった数少ない俳優のひとりです。

1974年ロサンゼルス生まれ。本名は Leonardo Wilhelm DiCaprio です。両親はドイツ系でしたが、彼が1才の時離婚してしまいます。最初の活躍の場は「ロンパールーム」という子供向け番組でしたが、言動が良くないという理由で解雇されてしまいます。その後、コマーシャルやテレビドラマ「ペアレントフッド」で活躍するようになりました。このとき知り合ったトビー・マクガイアとは、現在も親友です。

子役の頃、ディカプリオは、エンターテイメント業界に馴染めませんでした。これはこの業界の子役では当たり前のことで、役にあわないと容赦なく切り捨てられ、撮影に出向いても仕事がなかったり、スタッフに冷たくされたりしたようです。子役は、世界中どこにいても精神的に辛い状況に置かれます。

15才の時、「クリッター3」で映画界に進出する足がかりを得ます。この頃からディカプリオは、俳優という仕事が好きになっていったようです。

その後、ボディーヒート」(1992)で脇役を得、「ボーイズライフ」で主演に抜擢されました。長年俳優としてテレビ業界でがんばってきたディカプリオは、この主演が自分にとってとても重要なチャンスだと認識していました。そして、彼がそれまで経験してきた全てを出し切ろうと決意します。「ボーイズ・ライフ」で父親役を演じたロバート・デ・ニーロに信頼された彼は、デ・ニーロにより映画業界で評判が広がっていきます。

これがきっかけで、若くして演技力を発揮するチャンスに恵まれるようになったディカプリオ。業界で話題の新人と注目されるようになるにはそう時間はかかりませんでした。
彼の俳優としての転機は「ギルバート・グレイプ」でしょう。知的障害を持つ少年を熱演し、アカデミー賞でノミネートされてしまいます。共演したジョニー・デップからも絶賛され、16才にして、スターダムにのし上がってしまうです。

しかし、その後は低迷期が続きます。様々な作品に出演しますが、それほど注目されませんでした。そんな中、ディカプリオは、演技に磨きをかけていきます。この頃、彼は「俳優という職業はただの金儲けではない」という発言をしています。10代にして、エンターテイメント業界の影と光を見てしまったからならではの意味深い言葉です。
「クイック&デッド」(1995)では、シャロン・ストーンに呼ばれカウボーイを演じます。
「バスケットボール・ダイアリーズ」では、ヘロイン依存症の高校生を演じました。この作品では薬物の禁断症状の演技でファンを驚かせました。

20才を過ぎると、「バスケットボール・ダイアリーズ」で共演したマーク・ウォルバーグにかつてからの親友であるトビー・マグワイアが加わり、3人で夜遊びをするようになります。この光景は、当時マスコミのターゲットとなり、ゴシップネタが時々流れるようになりました。しかし3人の絆は固く、お互いを守るようになりました。ディカプリオは、辛い状況に立っても、それをプラスの方向に作用させることが得意なようです。

若くして注目されるようになったディカプリオは、俳優としては経験豊富で、今後の進路にかんしても自分自身で熟考していたそうです。彼には様々な役へのオファーがありましたが、本人は一貫して選ぶ基準を持っているようです。それは彼が演じる役に悲劇性があるということ。確かに今まで演じてきた役は、ストリーの中で悲劇に見舞われます。そういう役にやりがいを感じているのだそうです。

1996年。バズ・ラーマン監督の「ロミオとジュリエット」では、今までにないロミオ像に魅力を感じオファーを受けます。そしてディカプリオは、おおくの女性を魅了してしまいます。「ロミオとジュリエット」は、彼の今までのキャリアの中で一番のヒット作となり、この作品で彼は集客力があることも証明してしまいました。

そんな中、新しいプロジェクトの話が舞い込んできます。彼は200万ドルのギャラで「タイタニック」(1997)に出演します。元々、この手の大作は敬遠していたのですが、共演のケイト・ウィンスレットからの強力なオファーにより出演を決意します。そして撮影現場にはいると、誰もがこの役を彼の当たり役だと思うようになっていきました。
そして「タイタニック」は彼の人生を変えました。悲劇性のあるストーリーとそこで巻き起こるラブストーリーは世界中の観客を魅了し、映画は大ヒットしました。この作品でディカプリオは、単なる俳優を超えたスーパースターへと変貌を遂げます。
「タイタニック」は、全世界で10億ドル以上という史上最高の興行記録を打ち立てロングラン上映となり、さらにアカデミー賞では11部門受賞してしまいます。

ディカプリオは、ゴールデン・グローブ賞と全米俳優組合賞の男優賞候補になります。しかし、アカデミー賞では賞を取ることができず、落ち込んだそうです。そんな辛い状況下でも彼は行動を慎み、状況を冷静に受け入れました。

その後、何本かの作品に出演します。誰もが彼の次の大作を期待しましたが、そのような作品には出演せず、地味な作品を選んでいきました。

ちょうどその頃、2000年のアースデイではイベントの議長を務め、ディカプリオは、環境問題に関心を示しました。しかし、同時期にクランクインした「ザ・ビーチ」(2000)で、マヤビーチを破壊したとしてタイの環境保護団体は制作サイドを糾弾します。
さらにディカプリオは「あのころ僕らは」の上映中止を求めて訴訟を起こします。共演のトビー・マグワイアと、短編作品を無断で長編にしたスタッフを非難。上映は国外のみとなりました。
この時期は、ディカプリオにとって辛い時期でした。やることがなかなかうまく行かず低迷を続けたのです。

2002年に入ると、「タイタニック」に次ぐ大作への出演が決定します。それがマーティン・スコセッシ監督の「ギャング・オブ・ニューヨーク」です。ディカプリオは、1000万ドルという高額の出演料で契約をしたことも話題となりました。スコセッシ氏との親密な関係やダニエル・デイ・ルイスとの共演というニュースが頻繁に報道され、「タイタニックのディカプリオ」というイメージから脱却できる作品に出会えたのです。しかし、映画の興行自体は芳しくなく、残念な結果に終わります。

同じ時期に公開された「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(2002)では、コミカルな演技をして、ディカプリオは、むしろこちらの作品で評価されます。スコセッシに続き、スピルバーグ監督との仕事は、彼にとってまたもや大きな前進となったのです。結果、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」は「ギャング・オブ・ニューヨーク」の2倍の興行を記録します。

次にディカプリオが仕掛けたのは、2004年の「アビエイター」です。この作品で彼は主演だけでなく製作総指揮も手がけました。ハワード・ヒューズの若い時代を描いた伝記です。監督はマーティン・スコセッシ。この作品はアカデミー賞で5部門を制覇しました。ゴールデン・グローブ賞では、作品賞と主演男優賞を受賞します。自らの企画でディカプリオは遂に俳優として賞を受賞できたのです。

ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督は新作「デパーテッド」で3度目のタッグを組みました。映画は大ヒットし、今年のゴールデン・グローブ賞では、再びディカプリオが主演男優賞にノミネートされています。

子役から、誰もが認める俳優、そしてプロデューサーへと、常に前進を続けるレオナルド・ディカプリオ。彼は、今後、自分の制作会社から作品を送り出そうと画策しているようです。

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ギルバート・グレイプ

バスケットボール・ダイアリーズ

クイック&デッド ロミオ&ジュリエット タイタニック アルティメット・エディション ギャング・オブ・ニューヨーク キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン ザ・ビーチ〈特別編〉 アビエイター 通常版


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コメント 17

TaekoLovesParis

ディカプリオを初めて見たのは、「ギルバートグレープ」のアニー役。障害を
持った役を演じて実にうまかったですね。以来、ここに出ている作品はほとんど見ているので、読みながら、それぞれの作品を思い起こしています。
なるほど~役柄に悲劇性のあるものをひきうける、、暗さを出すのが上手
ですよね。
ギャングオブはストーリーがあまり、、だったのか?盛り上がりに欠けて
いましたね。でも、キャッチミーは痛快でした。
32歳にして早くもプロデューサー、今後が楽しみですね。
by TaekoLovesParis (2006-12-23 23:27) 

neko

ディカプリオは苦労をしているんですね。作品で見ているのと見ていないものがあります。
作品を見るとタイタニックがはまり役過ぎて、このイメージが私には強いです。と言うよりこういう役が彼には向いているんでしょう。
これからの活躍にも期待します。
その前に賞を取ってもらいたい~
by neko (2006-12-23 23:38) 

coco030705

こんばんは。
私が最初にディカプリオを認識したのは、「ギルバート・グレイプ」でした。
知的障害者の役でしたが、ほんとうの障害者かと思ったほど、熱演でしたね。(ただし、このときはジョニー・デップに出会ってしまったので、そっちへ行ってしまいましたが・・・。)
「バスケットボール・ダイアリーズ」もよかったです。「タイタニック」も好きです。なぜこのとき、ディカプリオだけが賞レースから外れたのでしょうか。
未だに疑問です。
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」も楽しかったですね。
ウディ・アレンの「セレブリティー」にも出演していて、とってもハンサムでした。
今回はぜひ、「デバーテッド」でアカデミー賞を獲得してほしいものです。
by coco030705 (2006-12-23 23:44) 

かおり

皆さんと同じく、レオさまを認識したのはやはり”ギルバートグレイプ”でした
ジョニー・デップが好きで観た作品でしたが(もちろん、彼の出演作の中でも
特別大好きな作品です)レオさまの演技と言ってよいのか判断が付かぬほどナチュラルな”アニー”に目を奪われました^^ 
その後、観たいと思った作品はありませんでしたが”キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン”は好きでした
”ギャング・オブ・ニューヨーク”は夫が観ていたので一緒に観ましたが
苦手な感じだったなぁ・・・あ!でも今年”タイタニック”を観ました^^
レオさま、嫌いじゃないんだけど(笑)
でも、今回こそは受賞してもいいんじゃないかと思います♪
by かおり (2006-12-23 23:54) 

DSilberling

Taekoさん、こんにちは。
ディカプリオは、経験値が高いので、仕事選びがうまいですね。
最近では「タイタニック」に出演したことを後悔しているという噂がありましたが、事実ではないような気がしています。
by DSilberling (2006-12-24 10:10) 

DSilberling

nekoさん、こんにちは。
今回のGG賞とアカデミー賞に期待ですね。
by DSilberling (2006-12-24 10:11) 

DSilberling

cocoさん、こんにちは。「ギルバート・グレイプ」は、本当に驚きました。若くしてあの演技。凄い役者がいるなあと思いました。今後が期待の俳優ですね。
by DSilberling (2006-12-24 10:12) 

DSilberling

青い花さん、こんにちは。キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンは、力を抜いて出演したようでとても良かったですね。プロダクション・デザインが素晴らしく、あのレトロなセットや衣装が似合っていました。
ああいう役も演じて欲しいものです。
by DSilberling (2006-12-24 10:15) 

ノリ

こんにちは。読み応えのある記事で毎回感謝です。
ディカプリオは「ボーイズ・ライフ」で知り、絶対伸びる!と勝手に
思って注目していました。
以後彼の作品はずっと観ていたのですがやっぱり
「ギルバート・グレイプ」が一番印象的ですね・・・。
アニーでしたっけ?とっても好きです☆
大人になってしまってからの作品は印象が薄いのですが、
久々に「ディパーテッド」は期待できそう。
今後も楽しみな俳優さんですね。
by ノリ (2006-12-24 16:02) 

ぽりぽり

乗っている車が一緒なので、親しみを感じますね。(プリウスを数台保有しているとか。。) 日本の以前のCFでオリコカードの刑事デカプリオには、言葉を失いましたが、良い俳優さんですね。
by ぽりぽり (2006-12-24 20:54) 

えのみ

タイタニックも約10年前になるのですね~。
本当に印象に残っています。
by えのみ (2006-12-25 01:12) 

SoundsofLiberty

こんにちは。
評価の高い「ギルバート・グレイプ」ですが、実は未見です。
私がはじめてデカプリオを見たのは「クイックアンドデッド」で、
カート・ラッセルと2人でガンスピンうまいなーって思ってました。
あと、「ミラクルシビック」のCMですね。(これはどうかなぁ?)

「ディパーテッド」のオリジナルが素晴らしかったので、こちらも
公開が待ち遠しいです。
by SoundsofLiberty (2006-12-25 01:34) 

DSilberling

ノリさん、こんにちは。
どう年をとっていくのか、ディカプリオは、プロデューサーとしても頑張っていくのでしょう。
by DSilberling (2006-12-25 07:25) 

DSilberling

ぽりぽりさん、こんにちは。
プリウスは、おおくのハリウッドスターが乗っていますね。
アカデミー賞の授賞式にプリウスで登場するという変わった光景が毎年見られます。もう長いリムジンはステイタスないんですね。
by DSilberling (2006-12-25 07:29) 

DSilberling

箱屋さん、こんにちは。
「クイック&デッド」は、「スパイダーマン」のサム・ライミ監督ですね。ライミらしいスピーディな映像が印象的でした。
by DSilberling (2006-12-25 07:31) 

コッスン

こんにちは!私もディカプリオは「ギルバート・グレイプ」で驚いて
「バスケットボールダイアリーズ」の演技も驚きました。
スゴイ!!
最近、あの童顔が逆にマイナスになってる気がします。
演技はスゴイのにー

最近、ザックエフロン見てると
なんとなくディカプリオっぽいなと思います。
彼は歌って踊れる
by コッスン (2009-02-12 21:53) 

鯖

ロンパールームで言動が良くない・・・

きれいなキンタマ事件ですね!
by (2014-12-14 23:38) 

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